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めまい
めまいとは?
めまいは大きく分けると自分の体や周囲がぐるぐる回るように感じる “ 回転性のめまい ” としゃがんでいて立ち上がった時や立ち仕事をしていてクラっとして何かにつかまりたくなる “ クラっとめまい ” があります。
回転性のめまいはひどくなると吐いてしまったり、しばらく寝込むようになったりして生活にも大きく影響を及ぼします。クラっとめまいも台所で家事をしていて急にクラっとしたり、後ろに引っ張られるような感覚になったりして不安を増強します。
めまいが頻繁にあると外出することが不安になり、自分の体調に自信が持てなくなって不安症や自律神経失調に繋がっていくことも少なくありません。
漢方では!
漢方ではめまいの原因を「水毒」「瘀血」「気滞」と考えて治療します。
水 毒:
人間の体の 60%が水分と言われているように、水の過不足が大きく体調に影響すると考えます。
水毒はめまいだけでなく頭痛や耳鳴りにも関与してきます。
瘀 血:
瘀血は血液の滞り、血行不良によりおきます。
現代人は食べ物が、甘いものや油脂・添加物が多く血液がきれいな状態でない人が多いとされます。
更に運動不足や冷房やシャワー生活によって体が冷えて慢性的な血行不良状態にあるといえます。
気 滞:
ストレスや睡眠不足によって元気の “ 気 ” の巡りが悪くなってしまっている状態で、自律神経の働きに大きく影響していきます。
一般的によく使われる漢方薬としては
苓桂朮甘湯
(りょうけいじゅつかんとう)
胃内停水といって、
胃がポチャポチャと水が
溜まっているような音がする人、
車酔いしやすい人によく使います。
加味逍遙散
(かみしょうようさん)
更年期や生理前などにめまいが
起きやすいなどホルモンバランス
の影響を受ける方の
めまいによく使います。
真武湯
(しんぶとう)
冷え性で新陳代謝が悪く、
体が疲れやすい・体力がなくクラっと倒れる
感じがある方、雲の上を歩いているような
フワフワした感じがある方に使います。
桂枝加竜骨牡蛎湯
(けいしかりゅうこつぼれいとう)
ストレスや寝不足で
神経が弱っている方によく使います。
動悸やのぼせを伴うような
めまいやふらつきにも使います。
当店での治療法
めまいやふらつきと言っても症状の出方や体質によって使う漢方薬は様々です。医心堂薬局では、お客様一人一人の症状・体質・今までの経過などを詳しくお聞きして、その方にピッタリ合った漢方薬を調合していきます。
お砂糖を使った甘いものや油脂、冷たい飲み物や食べ物、早食いなどはめまいの原因になる水毒を助長したり、デスクワークや運動不足、冷房による冷えは血行不良による瘀血を誘発したり、寝不足やストレスは気滞という自律神経の働きを損なう状況を作ってしまいます。
当店では食事の注意点を初めとする養生を重要視して、体質改善しながらめまいを解消 していきます。
お客様の声
医心堂薬局様 石川様
この度は大変お世話になりありがとうございました。ふわふわ、ゆらゆらとしためまい、時には地震ではないかと思うくらい揺れていると感じていためまいから、解放されることができました。細かいカウンセリングをもとに私の症状に合った漢方を処方して頂き、はじめは1日2回の漢方で、症状が落ちついてきてからは1日1回の漢方に減らしてもらい、今は漢方なしの生活をしばらく送っていますが殆どめまいに悩むことのない生活になっています。本当に漢方のおかげだと感謝しております。食生活や、日常の生活習慣等、色々と気をつける点は日々の課題だと漢方を通じて改めて感じさせて頂きました。お世話になりました。ありがとうございました。
(M.K様 44歳)